えひめスイーツコンテスト2017年洋生菓子部門グランプリ受賞
八木 梓さん

グランプリ受賞
道後の新たな幕開けスイーツとして、「白鷺伝説」をもとにかわいいシラサギがゆったり休憩する様子を表現しました。
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- 作品名
- 小さな休息(白鷺伝説)
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- 使用産品
- マンゴー・レモン・ユズ・ブラッドオレンジ・塩・白桃ピューレ
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- 氏 名
- 八木 梓さん
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- お店情報
- 河原パティシエ・医療・観光専門学校
松山市湊町3-5-1 TEL 089-987-7577
定休日:不定休
HP:https://hospitality.kawahara.ac.jp

Qえひめスイーツコンテストに参加したきっかけ、作品の思い出、受賞後の変化を教えてください。
本校では、えひめスイーツコンテストが全員参加の課題になっているので、私も学生時代からずっとチャレンジしています。学生部門では2年生の時に金賞をいただき、先生方や友達など周りの人が泣いて喜んでくださったのがとてもうれしかったです。
母校で教員となり、次はプロ部門で挑戦しましたが、初年はプロと学生との違いを痛感。これまではかんきつを主役とした作品が多く受賞していましたが、再挑戦では思い切ってマンゴーを軸に。まだ使っていない素材に目を向けることで、今までにないスイーツができたと思います。

Q日頃、愛媛県産品を使ったスイーツはどのようなものを作られていますか?スイーツに使いやすいお薦めの県産品、生産者との連携、工夫していることなどを教えてください。
以前、えひめスイーツプロジェクトのお菓子教室に参加させていただいたときにイチゴの食べ比べをしたのですが、品種によって食感や味がこんなに違うものかと驚きました。ただイチゴとひとくくりにしてしまうのではなく、それぞれの品種の良さを引き出すスイーツ作りをしないといけないと感じ、とても勉強になりました。
教員としては、学生たちと一緒に、地域の自治体とコラボレーションして商品開発に取り組んでいます。地域連携の機会が多いことは学生にとって刺激になっているようです。

Q今後の目標・意気込み、えひめスイーツに期待することは?
愛媛には、まだまだおいしい農産物があると思うので、これからも追求していきたいです。そして、ただ愛媛産を使うということではなく、お客さまに喜んでもらえるような美味しいケーキを提案することが大切だと感じています。
また、学生にとって、えひめスイーツコンテストは自分の地元の農産物を知る、勉強する機会でもあるので、頭に思い浮かべたものを形にする、そのお手伝いができるよう教員として精いっぱいサポートしていきたいと思います!